伊那のSaled

Slasaとのツアーで出会ったバンドがいる。
伊那のSaledという女性4人のバンドだ。

（メンバーが全員女の子だから一般的にはギャルバンとかガールズバンドっていうのかな？
ロックに女も男もないだろって思うのでそういう言い方は好きじゃないというかしっくりこないけどね。
男だからってメンバンとかボーイズバンドとか言わないしさ。）

俺は今までライブハウスで見た女性ボーカルのバンドにぐっときたことはほとんどない。
特にメンバーが全員女性のバンドには。
それがこのバンドはなにか違った。

何が魅力的に思えたのかは全然分からない。
単純に彼女たちのステージの音は刺さってきた。
歌う声もギターもベースもドラムも全部。

伊那で見てぐっときて、宇都宮のライブにも押しかけて、下北沢にもと続けて見に行った。
伊那ではグラムハウスだったから箱の魔力によるものかとも考えた、宇都宮では俺自身が変なテンション（Salsaとの数日に渡るツアーの帰り）だったからかとも思った。
だから下北沢にも見に行った。

彼女たちはその3つの箱全てで刺さる音をくれた。
こんな風に思ったのはとても久々だった。

ライブからの帰りに車の中で考えた。
なんで俺は彼女たちのバンドを良いと思ったのだろうかと。
単純に好みの音ということはあるけど、なにか別の魅力があるなと考えた。
しばらくモヤモヤと考え、彼女たちのステージでの表情を思い出した。

















そして少しだけその何かを発見したような気がした。





【彼女たちのライブ告知】
Saledは長野県伊那市のバンドです。
現在はシングルCDのリリースツアーでツアーをしているようだけど東京ではあまり見れません。
次は6月20日の池袋KINGSX TOKYO(東京)です。
その次に東京でライブがあるのは7月なので6月20日のライブで是非見て欲しいです。